「工事完成基準」と、「工事進行基準」。
工事完成基準は、工事が完成しその引渡が完了した日において収益を認識する方法です。工事進行基準は、決算期末に、工事進行中であっても、進捗度に応じ、適正な工事収益率によって工事収益の一部を当期の損益計算に計上する方法と言えます。2009年の原則適用まで、日本では、工事進行基準か工事完成基準のいずれかを選択適用できるとなっていましたが、ここで工事進行基準原則適応へ義務化されるというわけです。
図:「工事完成基準(左)」と「工事進行基準(右)」の比較「工事完成基準」では、工事の完成・引渡しをもって売上計上されるが、「工事進行基準」では開発途中であっても、その進捗度合いに応じて売上に計上していきます。
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「工事収益総額」「工事原価総額」「工事進捗度」を開始前に明確にし、途中経過ごとに正しく計上。
「工事進行基準」に対応したシステム、プロセスを固めていくことで、収益力の向上や体質強化につながります。国際会計の観点から、信頼性を得ることもできるでしょう。
iNetWorker+は、「工事進行基準」に適応したツールとしてお使いいただけます。
財務(報告)の透明性や即時性、正確性を持たせる。
現場と財務・経営者を結ぶことで、企業活動としてコスト監視と決算時計上を、適切に速やかに行うことができます。
現場のプロジェクトマネージャーだけでなく、管理職、財務担当者、経営者という、組織の関係者が適切に、適時に工数情報を把握できます。
まさにコスト・モニタリングに適したツールなのです。
これからは、正確なプロジェクト管理と工数管理が必要です!
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